カナガンドッグフードの種類と海外・市販との違いとは
カナガンドッグフードは原産国のイギリスでもとても人気が高いって知ってました?
しかも、日本のカナガンよりも種類が豊富なんです。
この記事では、
- イギリスと日本のカナガンドッグフードの種類について
- 日本のカナガンドッグフードを全種類紹介!
- 市販のドッグフードとカナガンが違う点について
ご紹介いたします。
海外と比較することで日本のカナガンドッグフードの特徴や食餌のイメージがより分かりやすくなると思います。
イギリスと日本のカナガンドッグフードの種類
イギリスと日本で発売されている商品の違いについてご紹介いたします。
イギリスの場合
イギリスで製造されて日本へ直輸入されてい人気を博していますが、本場のイギリス国内でも人気が高いようです。
しかも、日本よりも種類は豊富。
ざっとドライフードのカナガンを調べただけでも、以下のような商品が発売されていました。
日本で発売されているカナガン チキンと一緒です。 |
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パッケージの写真がカナガンチキンと違うのが分かりますか? |
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シニア用のカナガン チキンのようです。 |
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大型犬用のカナガン チキンのようです。 |
4種類のカナガンのドライフードがが販売されており、内容量も2kgだけじゃなく、12kgがあったりします。
Amazon.co.uk(イギリスのアマゾン)を見ると、評価は上々のようで人気ぶりが伺えます。
日本では発売されていない、
- スコットランドのサーモンを使用したカナガン
- シニア用
- 大型犬用
などのドライフードもありました。
こうやって見ると、シニア用だとか大型犬用だとか日本でも売れそうですけどね。
日本向けもイギリスの工場で生産しているので、種類を増やすとその分日本用に作る工場や製造機器・働く人も必要になってくるので、確実にコストが上がってしまいます。
ユニクロもそうですが、種類を絞って生産することでコストが下がり価格を抑える事が出来るので、売れる商品だけを扱うのは仕方がないのかもしれません。
人間の主食である「お米」で例えるなら、カナガン チキンはみんなに適した人気のお米。
限られた中でやろうと思うと、お年寄り用、子供用のお米よりも、みんなが食べられる「人気のお米」の方が売れそうじゃないですか。
カナガン チキンも全年齢・全犬種に対応している「王道のドッグフード」で人気もあるから、日本での販売に選ばれたんだと思います。
日本の場合
日本で発売されているカナガンドッグフードは
- カナガン チキン(2kg)
- カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ(400g×3缶セット)
- カナガンドッグビスケット サーモン(150g)
の3種類です。
「ドライフード」「ウェットフード」「おやつ」とバランスよく選ばれています。
カナガンドッグフードだけで、わんちゃんの食餌をカバーできるラインナップになっていますよね。
原材料や成分がこちら。
商品名 |
カナガン チキン |
カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ |
カナガンドッグビスケット サーモン |
---|---|---|---|
価格(税抜き) | 3960円 | 3200円 | 1700円 |
内容量 | 2kg | 400g×3缶セット | 150g(約125粒) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 | 缶底面に記載(日/月/年) | 常温未開封で製造日より2年 |
原産国 | イギリス | ドイツ | イギリス |
原材料 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ | 骨抜きチキン生肉(65%)、サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、ニンジン、エンドウ豆、ブロッコリー、ビタミン類(ビタミンD)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー | 乾燥サーモン40%以上、ひよこ豆25%、サツマイモ21%、野菜油、亜麻、ハーブミックス、ユッカエキス、乳化剤(ピロリン酸四カリウム)5000mg/kg、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、コンドロイチン1000mg/kg、ハルパゴフィツム属 |
成分 |
粗タンパク質:33.00% |
粗タンパク質:10.5% |
粗タンパク質:32.5% |
エネルギー |
約361.25kcal | 約105.82kcal | 約351.1kcal |
市販のドッグフードと何が違うの?
市販のドッグフードは犬種別だったり、ライフステージ別に「○○用」で発売されていて、いかにも良さそう!って思いますよね。
ですが・・・、原材料や成分表を見てみて下さい。
あれ?意外と同じ感じがする・・
と思うのではないでしょうか。
実は、犬種が違ったからといって、犬に必要な5大栄養素が大きく変わることはありません。
ライフステージや肥満などがあれば「必要な栄養素の量」は変わってきます。
ですが、市販のドッグフードは価格を抑えるために、安価な原材料が使われやすい傾向にある事は変わりません。
かさ増しのために消化しにくいトウモロコシや小麦などの穀物類を使用したり、低品質な肉副産物を使用しているのであれば、そのメーカーの他のドッグフードでも使われている可能性は高いです。
結局犬種やライフステージに合わせて専用ドッグフードを作っても、原材料が大きく変わるわけではないんです。
ですから、市販のドッグフードとカナガンドッグフードの違いは「原材料の差」、それはつまり「栄養素の差」にも表れてきます。
市販のドッグフードに比べてカナガンの栄養価は高いので、給餌量が少なくてすみます。
栄養価の低いドッグフードは必要な栄養素を取るためには量を食べなければなりません。
そうすると、胃が大きくなり食べる量が増えて、しっかりと運動などしていないと肥満傾向に繋がってしまうので、注意が必要です。
健康志向の飼い主の方にカナガンが支持される理由は、こんなところにあるのかもしれません。
まとめ
- カナガンドッグフードはイギリスよりも種類は少ないですが、カナガン チキンだけで全犬種・全年齢対応できるので問題なし!
- 日本で発売しているカナガンドッグフードは以下の3種類
- 市販のドッグフードとの違いは、グレインフリーで良質な原材料を使用。栄養価も高く給餌量を多くとる必要がない
・カナガン チキン(2kg)
・カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ(400g×3缶セット)
・カナガンドッグビスケット サーモン(150g)
カナガンは、良質なチキンを原材料に多く使用することで、犬にとって大切なタンパク質を豊富に摂取することが出来ます。
消化のしにくいトウモロコシや小麦を使わないグレインフリー(穀物類不使用)なので、安心して与える事が出来るのが特徴です。