カナガンドッグフードを子犬(パピー)に与える時の注意点

カナガンドッグフードはネットで話題の人気商品です。

 

 

全犬種・全ライフステージ対応らしいけど、

  • 子犬パピー)に食べさせても大丈夫?
  • どのくらいの量を与えるの?
  • 市販の子犬用と比べても良いの?

など気になることがあるのではないでしょうか。

 

この記事では、カナガンドッグフードと子犬(パピー)について色々とお伝えしようと思います。

 

子犬にあげる場合の注意点もあるので見逃さないようにして下さいね。

 

カナガンドッグフードは子犬に与えても大丈夫?

 

カナガンドッグフードの対象年齢について

 

カナガン キチン(ドライフード)は全犬種・全ライフステージ対応のドッグフードです。

 

「全ライフステージ」という言い方が、ちょっと分かりにくいですよね。

 

実際に何歳ごろから大丈夫なのかというと、生後2ヵ月から与える事が出来るようになっています

 

給与量について

 

カナガンドッグフードの公式サイトには、子犬(パピー)の月齢と体重に合わせた1日の給与量の目安が一覧表で示されています。

 

1日の給与量目安(子犬用)

 

例えば、トイプードルの子犬であれば、トイ(1~5kg)に該当しますので、月齢に合わせて給与量を調整していきます。

 

子犬の給与量表の中に「成犬」という文字がある場合は、成犬の表で該当する体重の給与量を確認します。

 

1日の給与量目安(成犬用)

 

成犬の分量にするときは、表示されている1日の給与量の最低量からスタートするようにして下さい

 

給与量を増やし過ぎると、消化できずに下痢や嘔吐を起こす場合がありますので、愛犬の様子を見ながら少しずつ量を増やしていくのが良いでしょう。

 

与え方について

 

カナガン チキンのようなドライフードは、水やぬるま湯でふやかしてあげると子犬でも食べやすくなります

 

ふやかす時の注意点はお湯の温度が高くならないように注意する事。

 

熱いお湯でふやかしてしまうと、ドッグフードに凝縮されている栄養素が破壊されてしまいます。

 

お湯を沸騰させてから時間をあけて、十分冷まさしたぬるま湯でふやかすといいでしょう。

 

食事をなかなか食べてくれない場合は、手のひらにのせて食事の手伝いをしてあげると食べたりもします。

 

食事の回数について

 

子犬の場合は、消化器官が未成熟のため一度に消化できる量も多くはありません

 

成犬の場合ですと1日2回の食事が基本となりますが、生後5か月くらいまでの子犬は食事の回数を3~4回に分けて1回の食事量を減らしてあげる必要があります

 

食事はその都度しっかりと食べないと、子犬の健康を損なうだけでなく骨格や内臓機能・免疫機能の成長にも影響してきますので、決められた量をきちんと食べる習慣をつけることが理想です。

生後3ヶ月くらいの小型犬の子犬に多いのが、食事をきちんと食べない事による栄養不足のために発症する「低血糖症」です。

 

「足取りがおぼつかない」「元気・食欲がない」「ぐったりしている」「全身の痙攣(けいれん)発作」など、脳に必要な血液中の糖分が足りなくなることで様々な悪影響が体に現れます。

 

低血糖の症状がみられた場合は、砂糖水を舐めさせると糖分を摂取できるので症状が緩和されることがあります。

 

ですが、獣医さんに診てもらって状況を確認する方が飼い主として安心出来ると思いますので、頭の片隅にでも覚えておくことをおすすめします。

 

カナガンドッグフードが子犬に適している5つの理由

 

カナガンは成犬にはもちろんですが、子犬(パピー)にとっても適したドッグフードです。

 

その理由は、

  1. 人が食べられるほどの安全で安心な原材料が使用さている
  2. 子犬の成長に必要不可欠な栄養素である「タンパク質」が豊富に含まれている
  3. 皮膚を健康に保ち、被毛に艶をもたらす「オメガ3、オメガ6脂肪酸」が豊富
  4. 犬にとって消化に悪く食物アレルギーの原因となり得る穀物が使用されていない
  5. 酸化防止剤や保存料、香料や着色料などの危険な人工添加物が入っていない

です。

 

人が食べられるほどの安全で安心な原材料が使用さている

 

市販のドッグフードでは原価を安くするために、粗悪な原材料が使われてしまう事があります。

例えば、肉副産物や○○ミートなどは4Dミートと呼ばれる

  • 死んだ動物の肉(DEAD)
  • 死にかけた動物の肉(DYING)
  • 病気の動物の肉(DISEASED)
  • 障害のある動物の肉(DISABLED)

などと一緒に、人が食べない部位(肺、脳、肝血液、骨など)と混ぜられて作られたりしています。

 

その点、カナガンドッグフードは季節の新鮮な食材を利用して、人が食べられる品質のヒューマングレードで作られているので、子犬にも安心して与える事ができます。

 

子犬の成長に必要不可欠な栄養素である「タンパク質」が豊富に含まれている

 

犬の健康だけでなく骨格や臓器等の体のあらゆる成長に必要な栄養の土台が「タンパク質」です。

 

特に肉食動物である犬にとって、肉に含まれている「動物性タンパク質」は消化にも良く体の健康と成長にはとても重要な役割を果たしています。

カナガンドッグフードは原材料の51%に新鮮なイギリス産の「平飼いチキン」がたっぷりと使われているので、質の良い「動物性タンパク質」を摂取することができます。

 

体も大きくなる成長期に子犬(パピー)にとっては、とてもプラスになる点です。

 

皮膚を健康に保ち、被毛に艶をもたらす「オメガ3、オメガ6脂肪酸」が豊富

 

皮膚や被毛の健康に影響する「オメガ3脂肪酸」「オメガ6脂肪酸」は、体内では作り出すことが出来ないため毎日の食事で栄養を摂取しなければなりません。

カナガンドッグフードにはサーモオイルが原材料として使われており、鶏脂やサーモンオイルに含まれる脂肪酸のなかに不飽和脂肪酸である「オメガ3脂肪酸」「オメガ6脂肪酸」が豊富に含まれています。

 

健康的で若々しさを保つためにも必要な栄養素です。

 

犬にとって消化に悪く食物アレルギーの原因となり得る穀物が使用されていない

 

市販のドッグフードでは原材料の価格が安く使えてかさ増しにもなることからトウモロコシや小麦などの穀物が使用されています。

 

しかし、この穀物が厄介者。

 

犬には穀物を消化する酵素のアミラーゼがほとんどありませんので、消化をするときに体へかなり負担がかかってしまいます。

 

また、食物アレルギーの原因となるトウモロコシや小麦などの穀物を使用しないグレインフリーで作られています

 

このグレインフリーのドッグフードが近年人気が増してきているのも、健康を気遣う飼い主の意識の高さの表れかもしれません。

 

 

酸化防止剤や保存料、香料や着色料などの危険な人工添加物が入っていない

 

酸化防止剤や保存料、香料や着色料などに使われている人工添加物は犬の健康に全く必要がありません。

 

そればかりか、長年人工添加物がはいったドッグフードを食べる事で、肝臓へ長期にわたり負担をかけることで「慢性肝炎」を引き起こす原因になる場合があります。

 

また、酸化防止剤のBHAはラットを使った動物実験で、発がん性の疑いあると危険性も指摘されています。

 

このような危険な人工添加物を使っていないカナガンドッグフードは子犬のドッグフードに適しています

 

市販の子犬用ドッグフードとカナガンドッグフードを比較

 

市販のドッグフードには「子犬(パピー)用」などのように専用商品が発売されていますよね。

 

実際に、「子犬(パピー)用」のドッグフードとカナガンドッグフードはどちらが良いのか比較してみました。

 

商品名

カナガン チキン

ペディグリー 子犬用 旨みチキン&緑黄色野菜入り

愛犬元気 健康に育つ子犬用チキン・ささみ・緑黄色野菜・小魚入り

価格(税抜き) 3960円 689円 1200円
内容量 2kg 1.8kg 2kg
原材料 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ 穀類(とうもろこし、米等)、肉類(チキン等)、植物性タンパク、油脂類(パーム油、大豆油、ひまわり油)、食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)、タンパク加水分解物、キシロース、野菜類(ほうれん草、にんじん、トマト)、DHA、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(青2、赤102、黄4、黄5、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT)、pH調整剤 穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、コーングルテンフィード、フスマ等)、肉類(チキンミール、ビーフミール、チキンエキス、ササミパウダー等)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂)、魚介類(フィッシュミール、乾燥小魚)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、脱脂大豆、ビール酵母、チーズパウダー、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、ナトリウム、リン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
成分

粗タンパク質:33.00%
脂質:17.00%
粗灰分:9.00%
粗繊維:3.50%
水分:8.50%
オメガ6脂肪酸:2.80%
オメガ3脂肪酸:0.90%
リン:1.42%
マグネシウム:0.10%
ナトリウム:0.60%
カルシウム:1.86%
カリウム:0.60%

タンパク質22.0%以上
粗脂肪10.0%以上
粗繊維5.0%以下
粗灰分8.0%以下
水分10.5%以下

タンパク質25.0%以上
脂質13.0%以上
粗繊維4.5%以下
粗灰分8.5%以下
水分10.0%以下

エネルギー
※100gあたり

約361.25kcal 360kcal 約370kcal

 

 

価格について

価格は圧倒的に市販の子犬用ドッグフードの方が安いですね。

 

ですが、安いには安いなりの理由があります。

 

原材料について

 

原材料は使用量の多い順に表記されています。

 

市販の子犬用ドッグフードの原材料を確認すると、最初に穀物(トウモロコシや小麦など)が表記されていますね。

 

次にくる肉類には「○○ミール」や詳しい記載を避けて「キチン等」で省略されています。

 

原材料をさらに見ていくと、酸化防止剤(BHA)や防腐剤・着色料などの人工添加物が沢山使われている事がわかります。

 

コストを抑えるために、こういったモノが使われているのが現実です。

 

成分について

 

子犬にとって重要なタンパク質はカナガンドッグフードが一番多く含まれています。

 

活動エネルギーや皮膚・被毛の健康にかかわる脂肪についても、カナガンドッグフードが一番多く、成分の記載もしっかりと明記されています。

 

一方、100gあたりのカロリーに大きな差はないため、同じ量を食べたとしても摂取できる栄養に差が出てくることが分かるかと思います。

 

 

まとめ

 

カナガンドッグフードは子犬(パピー)のドッグフードに適しているといえます。

 

 

おすすめする5つの理由は

  1. 人が食べられるほどの安全で安心な原材料が使用さている
  2. 子犬の成長に必要不可欠な栄養素である「タンパク質」が豊富に含まれている
  3. 皮膚を健康に保ち、被毛に艶をもたらす「オメガ3、オメガ6脂肪酸」が豊富
  4. 犬にとって消化に悪く食物アレルギーの原因となり得る穀物が使用されていない
  5. 酸化防止剤や保存料、香料や着色料などの危険な人工添加物が入っていない

です。

 

子犬にドッグフードを与える時の注意点は

  • 給与量を守る
  • 食べやすいように水かぬるま湯でふやかしてあげる
  • 生後5ヶ月くらいまでは食事の回数を3〜4回に分ける

です。

 

カナガンドッグフードだけで日々の栄養をしっかりと摂取することができるので、健康を気遣う飼い主にも多く選ばれています。

 

さらに詳しい特徴や使用している原材料を知りたい場合は、公式サイトで確認できますよ。