カナガンドッグフードの盲点はカロリー!?おすすめする犬・しない犬

 

カナガンドッグフードは穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードとして、健康を気遣う飼い主さんから注目を集める商品です。

 

ですが、

 

  • カロリーってどうなんだろう?
  • 他のドッグフードと比較してカロリーは多いの?少ないの?
  • おすすめ出来る犬と出来ない犬はあるの?

などいろいろと気になるのではないでしょうか?

 

大事なワンちゃんの毎日の食事に、カナガンドッグフードのカロリーは大丈夫なのか調べてみました。

 

そうすると、おすすめ出来る犬と出来ない犬がいる事が判明しました!

 

カナガンドッグフードのカロリー比較

 

カナガンドッグフードは食材にこだわって、人が食べられるような品質のヒューマングレードで作られています。

 

また、イギリス産のキチンを豊富に使用しており、犬の消化に負担がかかる穀物を使っていないグレインフリーなので、栄養価満点のドッグフードです。

 

カロリーを比較

 

カロリーが気になるところですので、同じ人気にグレインフリーのドッグフードと比較をしてみました。

 

それがこちら。

 

商品名 100gあたりのカロリー 価格(税抜き)

カナガンドッグフード

約361.25kcal 2s 3960円

モグワン

約344kcal 1.8s 3960円

ナチュロル

370kcal 850g 3000円

オリジン オリジナル

394kcal 2s 6000円

アカナ グラスフェッドラム

339.3kcal 2s 5724円

ファインペッツ極

422kcal 1.5s 5278円

 

カナガンドッグフードは全体の中で3番目の低さなので、グレインフリーのドッグフードの中ではそれほどカロリーが高いというわけではありません。

 

しかし、市販のドッグフードに比べれば全体的にカロリーは高め。

 

各社とも犬に必要な栄養を豊富に含んだレシピになっているので、栄養価もカロリーも価格も市販より高い傾向にあると言えます。

 

1日の給餌量とコスパを比較

 

例として3キロのチワワにそれぞれ与えた場合の、1日の給餌量とコスパを比較したいと思います。

 

1日の給餌量とコスパを計算した表がこちら。

 

3キロのチワワで計算した1日の給餌量とコスパ
商品名 1日あたりの給餌量 1日あたりのコスパ 価格(税抜き)

カナガンドッグフード

約62.0g 約122.8円 2s 3960円

モグワン

約65.1g 約143.3円 1.8s 3960円

ナチュロル

約60.5g 約213.7円 850g 3000円

オリジン オリジナル

約56.9g 約170.6円 2s 6000円

アカナ グラスフェッドラム

約66.0g 約188.9円 2s 5724円

ファインペッツ極

約53.1g 約186.8円 1.5s 5278円

 

カロリーが高いと1日の給餌量は、少ない量でまかなえてしまいます。

 

カナガンの1日の給餌量が62.0gなのに対して、1番カロリーの高いファインペッツ極が53.1gと約8.9gの差です。

 

意外と差があるので、カナガンドッグフードの方が余計に量が必要になるので、値段的には高くつくのでは?と考えてしまいそうですよね。

 

ですが、1日当あたりの給餌量から割り出したコスパを計算してみたら、カナガンドッグフードが1日あたり122.8円と一番コスパが良いことがわかりました

 

数字のイメージだけでは分からないものですね。

 

ワンちゃんにそれぞれあった1日の給餌量の調べ方やコスパを求める方法は、はこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

⇒ カナガンドッグフード 給餌量とコスパは?どんな犬も簡単診断

 

カナガンドッグフードの給餌量の早見表について

 

 

わざわざ計算するのは面倒くさいな・・・


 

という場合でも大丈夫です。

 

カナガンドッグフードでは公式サイトに体重で簡単に給餌量の目安がわかる表が用意されています。

 

カナガンドッグフードの給餌量の目安表

 

大まかではありますが、体重別ですぐに給餌量の目安がわかるのでこれをもとに1日の与える量を決めても大丈夫です。

与える量は体重別に示されている量の一番少ないところから始めるようにしてください。

 

急にフードを切り替えるとワンちゃんの体が対応しきれず消化不良などを起こす場合があります。

 

カナガンドッグフードはカロリーが市販のドッグフードよりも高めなので、給餌量を適切に守ることがワンちゃんの健康を支える上でも大切になってきます。

 

カナガンドッグフードのウェットタイプとおやつのカロリーについて

 

カナガンドッグフードにはドライタイプだけでなく、ほかにもウェットフードとおやつも発売されています。

 

それらのカロリーや成分等についても比較したいと思います。

商品名

カナガン チキン

カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ

カナガンドッグビスケット サーモン

価格(税抜き) 3960円 3200円 1700円
内容量 2kg 400g×3缶セット 150g(約125粒)
賞味期限 常温未開封で製造日より18ヶ月 缶底面に記載(日/月/年) 常温未開封で製造日より2年
原産国 イギリス ドイツ イギリス
原材料 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ 骨抜きチキン生肉(65%)、サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、ニンジン、エンドウ豆、ブロッコリー、ビタミン類(ビタミンD)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー 乾燥サーモン40%以上、ひよこ豆25%、サツマイモ21%、野菜油、亜麻、ハーブミックス、ユッカエキス、乳化剤(ピロリン酸四カリウム)5000mg/kg、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、コンドロイチン1000mg/kg、ハルパゴフィツム属
成分

粗タンパク質:33.00%
脂質:17.00%
粗灰分:9.00%
粗繊維:3.50%
水分:8.50%
オメガ6脂肪酸:2.80%
オメガ3脂肪酸:0.90%
リン:1.42%
マグネシウム:0.10%
ナトリウム:0.60%
カルシウム:1.86%
カリウム:0.60%

粗タンパク質:10.5%
脂質:6.1%
粗繊維:0.5%
粗灰分:2.3%
水分:75.0%

粗タンパク質:32.5%
脂質:11.5%
粗繊維:5.8%
粗灰分:10.0%
水分:8.0%
オメガ6脂肪酸:3.6%
オメガ3脂肪酸:1.74%

エネルギー
※100gあたり

約361.25kcal 約105.82kcal 約351.1kcal

「カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ」は、ドライフードに比べてカロリーが低めになっています。

 

これはウェットフードの成分の75%が水分のため。

公式サイトでは「カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ」を主食としても大丈夫との事ですが、カロリーだけを見ると少々物足りない感じも見受けられるます。

 

そのため、ドライフードのトッピングとして利用する程度にする方が無難のような気がします。

 

ウェットタイプ(缶詰)についてさらに詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。

 

⇒ カナガンドッグフードのウェットタイプはドライと何が違う?無添加?

 

おやつの「カナガンドッグビスケット サーモン」を与えるようであれば、必ずドライフードの量を減らしてトータルで1日の必要カロリー内に収めるように調整しなければなりません。

 

一日の必要なカロリー以上を摂取し続けると、肥満につながる恐れがありますので悪影響です。

 

カナガンドッグフードをおすすめする犬としない犬とは

 

カナガンドッグフードを「おすすめできる犬」と「おすすめできない犬」についてご紹介いたします。

 

おすすめ出来る犬

 

カナガンドッグフードは高カロリー・高栄養価なので、子犬(パピー)や成長期のワンちゃんにおすすめです

 

子犬や成長期の犬は日ごろの食事から体を作るための栄養素をしっかりと補給していかなければなりません。

 

たくましい筋肉や体の基礎となる強い骨格を作るためには、良質な動物性たんぱく質の摂取が欠かせません。

 

また、健康的で生き生きとした除隊を保つためには、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの必須脂肪酸が必要です。

 

この必須脂肪酸は犬の体内では作り出すことが出来ないため、毎日の食事から摂取する必要があり、カナガンドッグフードでもしっかりと栄養を補う事が出来ます。

 

おすすめできない犬

 

カナガンドッグフードをおすすめ出来ない犬は、肝臓や糖尿病などの病気や疾患を抱えている場合です

 

一般的に、肝臓疾患があるワンちゃんの場合は「低タンパク質」の食事が基本となります。

 

その点、カナガンドッグフードは高タンパク質と真逆のため、おすすめできません。

 

また、糖尿病の食事の基本は「低糖・低脂肪・低カロリー・豊富な栄養バランス」となります。

 

カナガンドッグフードは高カロリーで脂質も高めのため、糖尿病のワンちゃんの食事には不向きです。

 

病気を抱えたワンちゃんへの食事は獣医さんに相談のうえで、慎重に決定する事をおすすめします

 

まとめ

 

カナガンドッグフードのカロリーについては、

  • グレインフリーのドッグフードと比べると特別高いわけではない
  • 1日の給餌量で割り出したとコスパは1番良かった
  • おすすめする犬は、子犬(パピー)や成長期の犬
  • おすすめしない犬は、肝臓や糖尿病などの疾患を抱えた犬

です。

 

カナガンドッグフードは健康なワンちゃんであれば、全犬種・生後2ヶ月以降の全年齢対応のドッグフードなので、毎日の食餌にもおすすめです

 

実際にカナガンドッグフードを食べさせている飼い主のリアルな口コミや評判はこちらで詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。

⇒ カナガンドッグフード 口コミ・悪評・噂の真相!