カナガンドッグフードはシニアにおすすめ?

カナガンドッグフードはネット通販で人気ランキングトップ3に入る常連の商品です。

 

でも、

 

  • シニアの高齢犬や老犬にもおすすめなの?
  • 市販のシニア用ドッグフードとの違いはある?
  • カナガンドッグフードは何がいいの?

など気になることもありますよね。

 

カナガンのドライフードと市販のシニア用ドッグフードを比較することで違いがはっきり分かりました!

 

これを見ると市販のドッグフードのイメージが変わるかもしれません

 

 

シニア(高齢犬、老犬)に必要な栄養素とは

 

犬に必要な5大栄養素はタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルです

 

シニアの高齢犬や老犬になるほど、活動量や基礎代謝が落ちてきますので必要なエネルギー量(カロリー)は少なくなってきます。

 

また、関節や目の健康などを人間とおなじように年を重ねるにつれて衰えてくる部分を補うような栄養素を取ることも大事な一つです。

 

ここでは、代表的なシニアに必要な栄養素を3つを上げたいとおもいます。

  1. 良質な動物性タンパク質
  2. 不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)
  3. グルコサミンとコンドロイチン

 

良質な動物性タンパク質

 

犬の体や健康維持を作るうえで欠かすことの出来ない栄養素が「タンパク質」です。

 

タンパク質には「植物性」と「動物性」の2つがあり、主に肉を食べる事によって得られるのが動物性タンパク質です。

 

犬は肉食動物なので、良質な動物性タンパク質の摂取は欠かすことが出来ません。

 

しかし、取り過ぎてはダメ。

 

良質で必要な量の動物性タンパク質を取ることがシニアになっても大切です

腎臓に疾患がある場合は、たんぱく質の制限が必要です。

 

低脂肪と不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)

 

脂肪は活動エネルギーの源として使用されますが、活動量や基礎代謝が落ちてきたシニアには脂肪の取り過ぎは肥満に繋がるため、抑える事が必要になってきます

 

ですが、皮膚や被毛の健康を保つのが、脂肪の中でも不飽和脂肪酸に含まれる「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」です。

 

不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)は体内で作り出すことが出来ないので、食餌から摂取しなければならない栄養素。

 

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が含まれているドッグフードを選ぶ事が大切です。

 

グルコサミンとコンドロイチン

 

テレビCMでも「ひざ関節の痛みに!」みたいなフレーズで、グルコサミンやコンドロイチン入りのサプリメントが発売されていますよね。

 

関節の軟骨の主成分がグルコサミンとコンドロイチンなので、シニアの関節サポートとして注目の栄養素です

 

以上を踏まえて、カナガンドッグフードと市販のシニア用ドッグフードを比較していきたいと思います。

 

カナガンドッグフードと市販ドッグフードシニア用を徹底比較!

 

カナガンドッグフードは全犬種、全年齢対応になっていますので、

 

シニアになった高齢犬や老犬でも大丈夫なのかな?


と心配になるお気持ちも分かります。

 

そこで、市販のドッグフードでシニア用(7歳〜)と表示されている商品と比べてみてどのような違いがあるか徹底比較していきます。

 

今回比較する商品はドライフードの3商品です。

  • ヒルズのサイエンス・ダイエット シニア 小粒 高齢犬用 7歳以上
  • 愛犬元気 7歳以上用
  • カナガン チキン(2kg)

 

商品の基本情報

商品名 サイエンス・ダイエット シニア 小粒 高齢犬用 7歳以上 愛犬元気 7歳以上用 カナガン チキン
パッケージ
価格(税抜き) 1648円 704円 3960円
容量 1.4kg 2.3kg 2kg
1kg当たりの金額 1177円 306円 1980円
原材料 トウモロコシ、小麦、トリ肉(チキン、ターキー)、動物性油脂、トリ肉エキス、亜麻仁、ビートパルプ、ポークエキス、植物性油脂、米、加水分解豚軟骨、加水分解甲殻類、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン 穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、コーングルテンフィード、フスマ等)、肉類(チキンミール、ビーフミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフパウダー等)、動物性油脂、魚介類(フィッシュミール、乾燥小魚)、豆類(脱脂大豆、大豆エキス)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ビール酵母、チーズパウダー、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)、ミルクカルシウム 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
成分

たんぱく質18.7
脂質15.3
粗繊維2.1
炭水化物(NFE)58.9
カルシウム0.75
ナトリウム0.25
カリウム0.78
マグネシウム0.110
カルニチン330.2 ppm
ビタミンC114 ppm
ビタミンE661 IU/kg
EPA0.002
オメガ‐3脂肪酸1.05
α-リノレン酸1.03

タンパク質22.0%以上
脂質8.0%以上
粗繊維4.5%以下
粗灰分8.5%以下
水分10.0%以下

粗タンパク質:33.00%
脂質:17.00%
粗灰分:9.00%
粗繊維:3.50%
水分:8.50%
オメガ6脂肪酸:2.80%
オメガ3脂肪酸:0.90%
リン:1.42%
マグネシウム:0.10%
ナトリウム:0.60%
カルシウム:1.86%
カリウム:0.60%

エネルギー
※100gあたり

約368kcal 約350kcal 約361.25kcal

 

価格を徹底比較

 

内容量に違いがあるので、1キロあたりの価格で比較してみました。

 

愛犬元気の安さが際立っていますね〜。1kgあたり306円はかなり安いですね。

 

続いて、サイエン・スダイエット。1kgあたり1177円と少し上がりました。

 

最後にカナガンドッグフードが1980円という結果です。

 

原材料を徹底比較

 

原材料は使用量の多い主原料に着目して、どのような原材料が使用されているのか比較してみました。

 

ヒルズのサイエンス・ダイエット? シニア 小粒 高齢犬用 7歳以上

 

サイエンス・ダイエットの主原料は

  • トウモロコシ
  • 小麦
  • トリ肉(チキン、ターキー)

でした。

主原料として使われているトウモロコシや小麦などの穀物は、消化するために必要な酵素(アミラーゼ)を犬がほとんど持っていないため、犬にとって消化がしにくく体に負担が掛かかります。

 

しかも、食物アレルギーの原因になりやすいとされています。

 

しかしながら、原材料が安くかさ増しも出来る事から、市販のドッグフードでは使用されるケースが後を絶ちません。

 

愛犬元気 7歳以上用

 

主原料の上位2つが穀類と肉類です。

  • 穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、コーングルテンフィード、フスマ等)
  • 肉類(チキンミール、ビーフミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフパウダー等)

 

価格が安い理由が、この2つの原材料をみるだけで分かります。

 

ヒルズでも述べましたが、穀類だけでなく肉類にも注意しなければならない原材料が使われていました

 

肉類のカッコの中の○○ミールとは、人間が絶対食べないような肉や部位も一緒に混ぜられて作られている事を表しています。

 

通常の肉に比べて、○○ミールは普通は捨てられてしまうような所まで混ぜられているため、原料として安く使用でき、結果として価格を抑える事も出来ます。

 

○○ミールには4Dミートが使用されていて、安い商品には安い理由が必ずあります。

 

4Dミートとは以下の肉の頭文字を取って表現されています。

  • DEAD 〜 死亡した動物の肉
  • DYING … 死にかけていた動物の肉
  • DISEASED 〜 病気にかかった動物の肉
  • DISABLED … 障害のあった動物の肉

 

カナガンドッグフード
 

 

主原料は骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%で約51%が占められています。

 

 

このチキンは「平飼いチキン」と言われる広い地面でストレスなく育てられたイギリスの高級チキンが使用されています。

カナガンは人が食べられるほどの品質を保ったヒューマングレードで作られていて、犬の消化に良くない穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードです。

 

栄養素を徹底比較

 

シニアになった高齢犬や老犬に必要な栄養素という視点で比較してみました。

 

商品名 サイエンス・ダイエット  シニア 小粒 高齢犬用 7歳以上 愛犬元気 7歳以上用 カナガン チキン
パッケージ
良質な動物性タンパク質 ×
不飽和脂肪酸 ×
グルコサミンとコンドロイチン × ×

 

良質な動物性タンパク質

 

タンパク質の成分量をを比べてみると、カナガンドッグフードがダントツで栄養価が高くなっています

 

これは、良質な原材料を使用し、原材料の半分をチキンが占めているためです。

注意が必要なのは、愛犬元気のタンパク質。

 

原材料で見た通り質の低い肉類が使われているため、たんぱく質の品質にも疑問が残ります。

 

不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)

 

不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)は皮膚や被毛の健康に必要なだけでなく、皮膚炎、関節炎などの炎症を抑える働きがあります。

 

毎日の食餌でしっかりと摂取できるのは、サイエンス・ダイエットカナガンドッグフードでした。

 

グルコサミンとコンドロイチン

 

関節の軟骨成分であるグルコサミンとコンドロイチンもシニア犬には取りたい栄養素です。

 

カナガンドッグフードだけがグルコサミンとコンドロイチンを摂取することが出来ました

 

結論

 

カナガンドッグフードは市販のシニア用よりもおすすめできる!事が判明いたしました。

 

理由としては、

  • 良質な動物性タンパク質の摂取が可能
  • 不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)もしっかりとれる
  • 関節をサポートするグルコサミンとコンドロイチンも取れる

ので、シニア用のドッグフードとしても最適です。

 

カロリーについても、シニア用のドッグフードとほとんど大差がないという事が分かりました

 

まとめ

 

カナガンドッグフードは市販のシニア用ドッグフードよりも断然オススメ!

  • 良質な動物性タンパク質の摂取が可能
  • 不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)もしっかりとれる
  • 関節をサポートするグルコサミンとコンドロイチンも取れる

のが理由です。

 

カナガンドッグフードは品質にこだわり、犬にとって負担や消化のできない穀類不使用のグレインフリーを大切にしています。

 

シニアになった愛犬の健康をお考えでしたら、カナガンドッグフードはおすすめです。