カナガンとモグワンの違いは食いつき?子犬や老犬に良いのはどっち?
カナガンとモグワンはどちらも穀物を使用していないグレインフリーのドッグフードで人気の商品です。
でも、
- カナガンとモグワンの違いはなに?
- 食いつきが良いのはどっち?
- 子犬や老犬に与えるなら、どちらを選べばいいの?
など気になることも多いのではないでしょうか。
そこで、カナガンとモグワンを選ぶ際に重要な4つの違いをまとめてみました。
カナガンとモグワンの違いについて
カナガンとモグワンの基本的な情報について比較していきたいと思います。
商品名 |
カナガンドッグフード |
モグワン |
---|---|---|
価格(税抜き) | 3960円 | 3960円 |
内容量 | 2kg | 1.8kg |
原産国 | イギリス | イギリス |
グレインフリー(穀物不使用) | ○ | ○ |
ヒューマングレード | ○ | ○ |
原材料 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ | チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類、ビタミン類、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 |
成分 |
粗タンパク質:33.00% |
粗タンパク質 : 28% |
エネルギー(100gあたり) | 約361.25kcal | 約344kcal |
主原料の違いについて
カナガンドッグフードの主原料はチキンです。
骨抜きチキン生肉が26%、 乾燥チキンが25%とチキンだけで原材料の約51%も占めています。
それもそのはず。
カナガンドッグフードは犬の祖先であるオオカミの食事を見本としており、肉の含有量が市販のドッグフードよりも高くなっています。
肉食動物である犬にとって消化のしづらい穀物や炭水化物を抑えて、消化吸収のよい良質な食材が使われています。
モグワンの主原料はチキンとサーモンです。
カナガンと同じくチキンが使用されていますが、一番の違いはサーモンも主原料として多く含まれいるところです。
モグワンの主原料を見てみると
- チキン生肉、乾燥チキン、チキングレイビーで35%
- 生サーモン、乾燥サーモン、サーモンオイルで21%
となっており、チキンとサーモンだけで56%も原材料に使用されています。
ドッグフードの専門家である株式会社レティシアンの日本人スタッフが、食いつきと健康の両方を両立すべく考え出されたレシピがモグワンなんです。
この株式会社レティシアンはカナガンも販売しており、チキンだけでは補いきれない栄養を、サーモンを加える事によってさらにカバーできるようになっています。
サーモンには健康や体のリズムを保つうえでかかせないDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
また、サーモンをたっぷり加える事でより犬が好むような美味しさに作られているのが特徴です。
食いつきがいいのはどっち?
カナガンとモグワンの食いつきを実験した動画がこちらです。
「百聞は一見にしかず」ですので、説明をする前にどのような結果になったのかご覧ください。
動画はご覧いただけたでしょうか。
食いつきについては、モグワンに軍配があがりました。
カナガンを販売している会社の日本人スタッフがイギリスの工場と共同で2年の歳月をかけて作られたのがモグワンです。
食いつきと健康を求めてモグワンが開発されていますので、一応その効果は出ているようですね。
ただ、その後もカナガンを綺麗に食べきってしまっているので、どちらも美味しいのは確かかもしれません。
コスパが良いのはどっち?
カナガンとモグワンのコスパを比較してみました。
例として3sのチワワに与える場合の結果がこちら。
商品名 |
カナガンドッグフード |
モグワン |
---|---|---|
価格(税抜き) | 3960円 | 3960円 |
内容量 | 2kg | 1.8kg |
1日の給餌量 | 62g | 65g |
コスパ(1日の金額)体重3kg時 | 122円 | 143円 |
1袋で何日分あるか | 約32日 | 約27日 |
1日に与える量は3グラムとわずかな差でしたが、商品の内容量がカナガンの方が200g多い分、コスパとしては少し差が出ています。
おおよその目安になりますが、1袋あたりの消費期間でいえば5日の差が開きました。
涙やけにはどっちが良いの?
カナガンもモグワンも涙やけに効果がある事を期待して購入する方も結構います。
ですが、大前提として認識しておかなければならないことがあります。
それは、カナガンもモグワンも「療法食」ではないという事です。
療法食とは、特定の病気に対応して栄養や原材料が調整された食事の事です。
カナガンもモグワンも公式サイトでは一言も涙やけに効果があるとは謳っていませんが、
- 香料や着色料などの不必要な人工添加物を使っていない
- 人が食べられる品質のヒューマングレードで作られている
- 犬の消化に良くない穀物を使用していないグレインフリーで作られている
などの健康に良いイメージから、涙やけを気にする飼い主の方に選ばれているようです。
カナガンドッグフードの涙やけに関する記事はこちらで詳しく紹介しています。
⇒ カナガンは涙やけに効果ありは嘘!?改善に必要な原因とお手入れ方法
モグワンの涙やけに関する情報はこちらに詳しく記載されています。
⇒ モグワン 涙やけに悩む飼い主から選ばれる理由や原因・ケアについて
子犬や老犬にはカナガンとモグワンのどっちが良いの?
カナガンとモグワンの違いを見てきましたが、子犬と老犬にはどちらのドッグフードが適しているのか比較してみました。
子犬
カナガンは生後2ヶ月、モグワンは4ヶ月から与える事ができます。
カナガンの方が対応し始める年齢が早くなっています。
粒の大きさはどちらも小粒サイズで直径が1p程度なので、子犬でも安心して食べられる大きさです。
ただし、どちらもカリカリとした歯ごたえのある硬さなので、ぬるま湯でふやかしてあげるとより一層食べやすくなります。
この時に温度の高い熱いお湯を使うと、栄養素が熱で壊れてしますので注意してくださいね。
栄養成分を比較してみると、犬にとって重要な栄養素であるタンパク質や脂質に違いが見られます。
商品名 |
カナガン |
モグワン |
---|---|---|
成分 |
粗タンパク質:33.00% |
粗タンパク質 : 28% |
エネルギー(100gあたり) | 約361.25kcal | 約344kcal |
子犬のうちはたっぷりと栄養を取る必要がありますので、成分から判断するとカナガンの方がより適していると思われます。
老犬
老犬になると活動量も落ちてきますので、子犬や成犬のように多くの栄養を必要としなくなります。
また、体の健康を保つためにタンパク質や脂肪などももちろん必要ですが、DHAやEPAなどが含まれるオメガ3脂肪酸も積極的に取れるとなお良威と考えられます。
老犬ならではの栄養バランスを考慮すると、若いうちはカナガンが適していますが年齢を重ねるにつれてモグワンの方が適してくると考えられます。
まとめ
カナガンとモグワンを様々な点から違いを比較してきましたが、共通する点として
- 穀物不使用のグレインフリー
- 人が食べられる品質で作られたヒューマングレード
- 香料や着色料などの不要な人工添加物の不使用
となっています。
どちらも犬の栄養バランスを考えて作られており、必要な栄養もすべて賄う事ができるので他に食事を与える必要がありません。
さらに詳しい特徴については、公式サイトが参考になりますので見てみて下さいね。